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小説のたまご

2024-06

小説

二人静7

街なかの明かりが少しだけ減っただろうか。「喜楽」の暖簾が薄闇の中に浮かんで見える。明かりが点いた店内も、先ほどとは打って変わって静まり返っている。清美は引き戸にそっと指をかけ、ゆっくりと開いた。「いらっしゃい」 目の前に赤いエプロンをした店...
2024.06.01
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  • 28.『注文の多い料理店』「雪渡り」 宮澤賢治著 新潮文庫 平成16年5月20日29刷
  • 27.『おおきな木』 シェル=シルヴァスタイン著 村上春樹訳 あすなろ書房 2010年9月30日4刷発行
  • 26.『ドイツイエロー、あるいはある広場の記憶』「キャトルセプタンブル」 大崎善生著 新潮社 2005年6月17日発行
  • 25.『九月の四分の一』「九月の四分の一」 大崎善生著 新潮社 2003年4月24日発行
  • 24.『僕が電話をかけている場所』 レイモンド・カーヴァー著 村上春樹訳 中公文庫 昭和63年7月20日10版

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