書評 16.『夢十夜・草枕』「夢十夜」 夏目漱石著 集英社文庫 2009年8月8日第15刷 夏目漱石の作品に関する研究成果は膨大な数にのぼります。そのため、ある作品についてどのような論考が成されているのかを調べるだけでも、相当の労力を要します。大学の文学部に属する学生が書いたものや、趣味で論考を手掛けている方々の記述まで合わせると... 2025.04.04 書評