37.『あられもない祈り』

書評

37.『あられもない祈り』 島本理生著 河出書房新社 2010年6月6日3刷

私は一般化や類型化を好みません。特に芸術に関しては、個別性や特性を見出してこそ作品を楽しむことができると信じています。敢えて芸術に限定したのには訳があります。ある作品が、他の作品と異なる特性を有しているからこそ受け入れられる、評価されるとい...