小説 『明日の私』第6章「馬鹿」(5) 「職員室に入ってきて分かったと思うけど、こんなに涼しくて快適な環境はないだろ? 高い電気代を払って何人かの教師しかこの快適さを享受していないのは実にもったいない。クラスの全員がこの空間に集まって勉強してもいいくらいだ」 そう言うと柏木はまた... 2024.12.22 小説