『永遠の花嫁』 『永遠の花嫁』第一章「早雪」B10 ◆ 二月二十日、月曜日。昼前に八戸駅に着いた。岩手県を通り抜ける間に車窓から目にしてきた雪景色とは異なり、八戸駅周辺には雪が積もっていなかった。その代わりなのだろうか、風が強い。駅のホームに立つ人々がみな一様に首をすくめ、コートの裾を翻して... 2026.02.01 『永遠の花嫁』小説