『永遠の花嫁』 『永遠の花嫁』第四章「牡丹雪」A12 ふいに、目の前に白い粒が舞い降りた。倉科は夜空を見上げた。初めの一つを皮切りに、雪が次から次へと倉科の視界をふさぐ。空を埋め尽くさんばかりに降りしきる雪に、倉科は歩みを速めた。もうすぐ春だ。深くはならないだろうが、積もりそうだ。 倉科は交差... 2026.04.10 『永遠の花嫁』小説