書評 1.『放課後の音符(キーノート)』「Body Cocktail」 山田詠美著 新潮社 1989年10月10日発行 本との出会いは人とのめぐり会いに似ていると思うことがあります。初めは偶然でも、どちらか一方、あるいは両者の意思が働いて、うまくいけば次に会う約束が結ばれます。会いたいという思いが一方を、あるいは両者を走らせます。本についても同じことが言えま... 2024.11.04 書評