趣味で書いている小説を連載しているブログです。
小説のたまご

二人静 第10回

小説

二人静10

清美は麗ににじり寄りながら、その小さな体をそっと引き寄せるために足を横に投げ出した。そして手を差し伸べた。麗は何も言わない。ただ洟はなをすすりあげながら、導かれるままに清美の胸に体を寄り添わせた。その体を持ち上げて膝の上に載せた。背中に腕を...
2024.06.04
小説

最近の投稿

  • 28.『注文の多い料理店』「雪渡り」 宮澤賢治著 新潮文庫 平成16年5月20日29刷
  • 27.『おおきな木』 シェル=シルヴァスタイン著 村上春樹訳 あすなろ書房 2010年9月30日4刷発行
  • 26.『ドイツイエロー、あるいはある広場の記憶』「キャトルセプタンブル」 大崎善生著 新潮社 2005年6月17日発行
  • 25.『九月の四分の一』「九月の四分の一」 大崎善生著 新潮社 2003年4月24日発行
  • 24.『僕が電話をかけている場所』 レイモンド・カーヴァー著 村上春樹訳 中公文庫 昭和63年7月20日10版

最近のコメント

表示できるコメントはありません。

アーカイブ

  • 2025年8月
  • 2025年7月
  • 2025年6月
  • 2025年5月
  • 2025年4月
  • 2025年3月
  • 2025年2月
  • 2025年1月
  • 2024年12月
  • 2024年11月
  • 2024年10月
  • 2024年9月
  • 2024年8月
  • 2024年6月
  • 2024年5月

カテゴリー

  • 小説
  • 書評
小説のたまご
  • 運営者情報
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ
© 2024 小説のたまご.
  • ホーム
  • トップ