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小説のたまご

百日紅 第7回

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百日紅7

やがて社屋に着いた。 一つ目の自動ドアを入ると、脇の小部屋に人がいた。「このビルの安全を守ってくれている人だよ」 父が軽く手を挙げると、男性はご苦労様ですと口にしながら、制帽の下で柔らかく微笑んだ。父と男性の間には、それなりの気安さと礼儀が...
2024.08.26
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  • 28.『注文の多い料理店』「雪渡り」 宮澤賢治著 新潮文庫 平成16年5月20日29刷
  • 27.『おおきな木』 シェル=シルヴァスタイン著 村上春樹訳 あすなろ書房 2010年9月30日4刷発行
  • 26.『ドイツイエロー、あるいはある広場の記憶』「キャトルセプタンブル」 大崎善生著 新潮社 2005年6月17日発行
  • 25.『九月の四分の一』「九月の四分の一」 大崎善生著 新潮社 2003年4月24日発行
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