小説 月見草3 打ち上げには、学年のスタッフ全員が参加した。 会が始まる十分ほど前に会場に着くと、望月をはじめとした数人がすでに着席していた。会はまだ始まっていない。個々に談笑している。「失礼します」 望月に声をかけた。柏木は下座にいた望月の横に腰を落ち着... 2024.09.13 小説