『永遠の花嫁』第五章B16

『永遠の花嫁』

『永遠の花嫁』第五章「終雪」B16

声になったかならなかったのか、それさえ分からない。桜田は、引鉄に置いた親指に力を込めた。 衝撃に、体が弾き飛ばされた。 しかし、それは弾丸が桜田の体を貫いたことによるものではなかった。仮にそうであったなら、感覚も思考もすでに失われていたはず...