赤いランドセル

掌編小説

赤いランドセル

現代社会に生きることの難しさを表現しようとする友人がいる。 戦中戦後の混乱期はもちろんのこと、その時代にはその時代なりの「生きづらさ」が必ず存在する。だからこの時代に生きる自分自身の混沌を描くだけで、誰かしら共感する相手はいるはずだと。 対...