『永遠の花嫁』 『永遠の花嫁』第五章「終雪」B17 零。 その名を呼んだ。お願い、目を開けて、零。そう叫んだ。止め処なくあふれ来る涙に、その顔さえ歪んで見える。一刻を争う。桜田にはそのことが分かっている。 この男を死なせるわけにはいかない。 ただただ、その一念だけが円の体を突き動かした。円は... 2026.05.26 『永遠の花嫁』小説