掌編小説 朝顔 七月下旬の砂利道は白く乾いていた。 時折肌を撫でるように寄せる風は細かな砂をはらみ、むきだしの足をうすく汚した。 晴れわたる空から照りつける陽光が、じりじりと肌を灼やき続けた。 ランドセルと背中の間で汗に濡れた服が肌に貼りつく。黄色い帽子の... 2026.09.12 掌編小説